

成人及び青年HoFH患者(12歳以上)を対象とした国際共同第Ⅲ相試験(R1500-CL-1629試験、65例のうち日本人10例)において、エヴキーザはプラセボと比較して有意にLDL-Cを低下させました。 主要評価項目である、ベースラインから投与24週後のLDL-Cの変化率[最小二乗(LS)平均値]は、エヴキーザ群-47.1%、プラセボ群1.9%で、LS平均値の群間差[95%信頼区間(CI)]は、-49.0%(-65.0, -33.1)でした。エヴキーザ群では、プラセボ群と比較して統計的に有意なLDL-Cの低下が検証されました[p<0.0001、反復測定混合効果モデル(MMRM)] a
a: 投与群、層別因子[LDLアフェレシスの実施(あり、なし)及び地域(日本、日本以外)]、時点(投与後2、4、8、12、16、20、24週)、治療-時点間交互作用、層別因子-時点間交互作用を固定効果、ベースラインのLDL-C値、ベースライン値-時点間交互作用を共変量としました。
ホモ接合体家族性高コレステロール血症 (HoFH) は、著しいLDL-Cの上昇が特徴です。
イノベーション
エヴキーザは、LDLR活性非依存的にLDL コレステロールを低下させる初めてのANGPTL3抑制薬です。1
有効性

エヴキーザは臨床試験で
有効性が検討された薬剤です。
安全性
エヴキーザは臨床試験で
安全性が検討された薬剤です。
HoFH=ホモ接合体家族性高コレステロール血症
LDLコレステロール=低比重リポタンパク質コレステロール
ANGPTL3=アンジオポエチン様タンパク質
LDLR=LDL受容体
参照:
- エヴキーザ®点滴静注液345mg 総合製品情報概要 2024年5月作成